IFLグローバル交流協会

ニュージーランド留学

きわめて質の高い教育水準

 

ニュージランドではどの学校に留学しても、世界でもトップレベルの教育水準を維持し続けています。教育の質の維持は政府により厳しくモニターされ、定期的に評価されているためです。このことはOECDの生徒の学習到達度調査などにも顕著に表れていますが、読解、数学、科学の分野で国際的平均スコアを大きく上回っています。(参考:ero.govt.nzニュージーランド政府教育評価局のことで学校教育の質的保証とその維持を監督する政府機関)
ニュージーランドの教育水準が非常に高い理由として、国費の教育費に支出する割合が世界最高水準にあることが挙げられます。その政府の姿勢からも教育を最重要視し、国家を挙げて最高の教育を提供しようとしている姿勢がうかがい知ることができます。ニュージーランド教育省は留学のサポート、滞在先の手配、情報の提供などに関して『留学生の生活保障に関する服務規程』を設け、留学生に質の高い教育・住環境を提供できるよう勤めています。ホームステイ先についても留学先の各学校が規定に基づき選定をしています。留学生の出席状況のチェック、生活面でのケアー等、きめ細かな支援が教育環境に反映されています。

ニュージランドの教育の最大の魅力は、子どもたちの個性、特性を最大限に伸ばすことに注力しているところです。教師は高度な専門性を身につけるための訓練を受ける義務を必要とされています。なぜなら、子どもたちが興味のある分野、学習したい専門分野についてサポートするには、その高度な専門性が必要不可欠だからです。ニュージーランドの学校には、子どもたちが主体的に学ぶ環境、仕組みが備わっているのです。日本でも現在進められている、アクティブ・ラーニングを、ニュージーランドでは、さらに発展させた形ですでに実践してきています。また、世界中の教育関連機関が、このシステムを吸収、実践しようと注目しています。

 

小学校・中学校・高等学校留学
【小学校短期体験】学ぶ意欲の動機づけを趣旨とした、1週間から10日前後のプログラム


 現在日本では、2020年からの小学校の英語教科化へ向けて、その具体的な内容を決定しつつあります。すでに私立の小学校では何年も前から英語教育に取り組んでいますが、あと数年で全ての小学校で義務化されるのです。
  英語塾や英会話学校に通うことを考えるのも一つの手段ではありますが、現地で本物の小学校教育を体験し、同じ年頃の海外の子どもたちが “何のために” “どんな風に”学んでいるのか実際に体験することで、英語のみならず、グローバル感覚を学ぶ意欲、今後の強い動機づけになると確信しています。感受性、吸収力の強い子どもたちにとって英語に対する興味に拍車をかけることにもなるでしょう。
「自分の言いたいことが伝わらなかった」「もっと英語が話せるようになりたい」「もう少し長い間滞在していたかった」といった、体験を通して沸き起こる様々な思いを持って帰国することができれば大成功です。それこそがこのプログラムの目的です。この様々な思いが、大きな原動力となります。そして、その貴重な本物の体験をもとに、さらに様々な意欲、知的好奇心を育み、未来のグローバル人材に育つ素地が備わることでしょう。
プログラム費用:35万円程度〜

 

小学校・中学校の中期・長期留学】3か月〜10か月程度の学期(セメスター)留学


 ニュージーランドでは、すでに多くの日本の小学生・中学生たちが中期(3か月程度)・長期(10か月程度)の留学を体験しています。基本的にホームステイとなります。この時期の3か月〜10か月を両親から離れて生活することは、精神力、忍耐力、自立心等、様々な生きる力が必要で、想像を超えた成長につながることは確実です。また希望すれば、学校や条件等によっては保護者と一緒に渡航し、保護者の滞在先から学校に通うこともできます。

 

 

プログラム費用:(約3ケ月) 100万円程度〜 / (約10ケ月) 195万円程度〜
一部、親子留学も可能です。
小学生の場合は年齢制限があります。詳しくはお問合せ下さい。

【高等学校留学】3か月程度の学期(セメスター)留学から10か月程度の1学年間留学

 1学期間(3か月程度)以上の留学が可能です。このプログラムに関しても上記でご紹介した政府が義務づける全ての規定に基づいた教育環境に沿った現地の学校カリキュラムを受講することになります。
  希望者、また必要な生徒には留学生の英語力の支援のためにESOL(他言語話者のための英語教育)プログラムを利用することもでき、スムーズに授業に参加していく橋渡しになります。
プログラム費用:( 約3ケ月) 100万円程度〜 /(約10ケ月) 195万円程度〜

 

小学校教員対象研修プログラム

   小学校教員・小学校教員を目指す大学生のための研修 1週間程度


2020年度から正式に英語が教科として高学年(5・6年生)のカリキュラムに組み込まれます。2018年度からは前倒しで評価の対象にならない形で試験的に中学年(3・4年生)に導入される予定です。文科省が今後目指している教育は「アクティブ・ラーニング」というもので、生徒自身が課題の発見・解決ができるように、主体的・協働的な学びを目的としたものです。言い換えるとこれからの「英語」という教科は、これまでのように英語力そのものを問うものではなく、総合的な人間力を育むグローバル教育にシフトしていくように考えられます。現在、新学習指導要領に従って各教育委員会では早急に「英語教育」のシステム構築に取りかかっています。 
  ニュージーランドのように移民政策が国家の繁栄を支えているような国では、英語圏以外の国々からも多くの優秀な人的労働力を獲得しているため、その家族、とりわけ子供たちに対する教育は国家事業として取り組んでいます。留学生を含め、英語を母国語としない子供達への英語教育(ESOL)を含めたグローバル教育がすでに実践されているのです。すなわちニュージーランドには今後、小学校学校教育が取り入れようとしているグローバル教育の見本、ヒントとなるものがあるということです。
 異国の人たちと英語を使って「自分の考えをいかに説得力を持って相手に伝えることができるか」、「目の前の問題とどう対峙し、どう解決できるか」、「多種多様な考え方をどうまとめてリーダーシップを発揮できるか」といった力が問われるのではないでしょうか。英語力はそれらの能力を実践するための一つのツールにしか過ぎない、ということになります。
  IFLの小学校教員研修プログラムはまさにこれからの日本の「英語」教育の礎となるアイデアと技法が詰め込まれたニュージーランドの小学校を視察するものです。可能なら現地の先生方との意見交換等を通じて今後の教育活動に生かしていただければ幸いです。
プログラム費用:30万円程度〜 (ホームステイの場合) ホテルをご希望される場合は別途、費用が発生いたします。

 

page top